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フリートーク:この映画をこの監督が撮っていたら
この映画をこの監督が撮っていたら
2008/06/17
by
メリン神父
この映画をこの監督が撮っていたら良かったのに、と歯痒く残念に思った経験はありませんか?私は先日はじめてあの「カリギュラ」という映画を観たのですが、正直な話、公開当時問題となっていた過激な猥褻描写や残酷描写も現在の視点から観ればたいしたことはないし、演出も間延びしていて退屈で観れたものではありませんでした。脚本や筋の運びには破綻もないし役者も一部の端役を除いて問題はないように感じたので、これは監督にもう少しセンスがあればこういうキワモノ的な評価ではなく不条理でデカダンな歴史大作として認められていたのではないかと残念に思ったのです。そこで考えたのがこれをベルトリッチかビスコンティが撮っていれば、ということです。もちろん私より映画に詳しい方はもっとぴったりくる監督を挙げられるでしょう。ないものねだりとはいえ、なかなか興味深いIFを想像できるのではないでしょうか。
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この映画をこの監督が撮っていたら@
2008/06/18 by
牧坂満「メリン神父さん」おはようございます。この映画をこの監督が撮っていたら良かったのにのスレは大変面白いと思いましたので投稿させて頂きました。「カリギュラ」の監督はティント・ブラスだったと思いますが、豪華キャストの割にはイマイチだった記憶があります。私としては「アポロンの地獄」や「王女メディア」を監督したピエル・パオロ・パゾリーニに撮って貰いたかったですね。「ソドムの市」が遺作になってしまっているので実現不可能ですけどね。
「トラ!トラ!トラ!」の日本側監督は深作欣二監督と舛田利雄監督の二人でした。勿論、二人の監督共に優れた才能を持っていますが、連合艦隊が太平洋を洋行するダイナミズム、東京の大本営、瀬戸内海に停泊する“長門”での作戦会議、そして天皇を迎えての御前会議のシーンなどに日本の“美学”が集約されている菊島隆三と小国英雄のシナリオを黒澤明監督のメガホンによって観てみたかったですね。真珠湾奇襲攻撃の“動”に対して、静謐な日本国内シーンの“静”が見事だっただけに、僅かに残された黒澤明監督のフィルムを公開して貰いたいと願っています。
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この映画を黒澤明監督が撮っていたら
2008/06/18 by
ペンギンこんにちは。
面白いご提案ですね。
私はかねてから「これ、黒澤だったらどう撮るだろう?」と思うことがあります。
編集技術やカメラアングル、芸術的な照明、雨に墨を混ぜたりブリキ板に照明を当てるだけで満月を表現するアイデアあふれるエフェクト、弁当を包む新聞紙の記事や日付にも正確を期する拘りなど、その魅力は多岐にわたるわけですが、私はそれらを十分生かした黒澤明版「ゴジラ」を観てみたかった。
ご本人は「冗談じゃない」と仰るでしょうけど、私は怪獣映画は究極の群像劇だと思うのです。
そして群像劇を黒澤明ほどダイナミックに且つ緻密に撮れる監督は居ないと思います。
初めの志は高かったけれど、急速に子供騙しに堕ちていったこのジャンル。「ゴジラ映画に名作無し」というのが私の持論ですが、それはいつもゴジラを主人公にして作っているからで、ゴジラ映画に於けるゴジラは実は狂言回し。ゴジラを通して本気で群像ドラマとして、人間を追求した撮り方をすればかなり魅力ある作品が出来たと思います。
事実、東宝ではゴジラと黒澤は同時期にドル箱だったし、出演者もかなりかぶっています(志村喬や平田明彦、土屋嘉男など)。ゴジラの監督の本多猪四郎は黒澤明の助監督だったし、カスっているんですけどね(^^)。
黒澤明×円谷英二、夢のコラボです。
ペンギンでした。 -
Re: この映画をこの監督が撮っていたら
2008/06/18 by
メリン神父牧坂満様、ペンギン様
掲示板の良心とも呼べるようなお二方からの
レス、たいへん光栄でありがたく感じます。
ありがとうございます。
カリギュラの監督として、パゾリーニは、
私も一瞬頭をよぎりました。
確かにこの人なら、象徴的なショットを多用して
もっとカリギュラの人物像やローマ退廃期の
描写に深みを与え、見応えのある神秘的な作品に
仕上げていたでしょうね。もっとも悪趣味度も
こんなものではなくなっていたかも知れませんが(笑)
黒澤明がゴジラを撮ったら…という想像も楽しいですね。
確かにダイナミックといえばこれほどダイナミックな
素材もありません。それと私は、けっして本筋の方で
なくていいから、スターウォーズの傍系的なエピソードでも
黒澤がこってり撮っていたらすごいものになっていた
ように思うのです。あとは個人の趣味で、やはり
デビッド・リンチの「ジェダイの復讐」は見たかった(笑)
小説の世界では名作の舞台設定を使って有名作家が
コラボでアンソロジーを編纂するのはよくありますから、
同様に映画でも世界観の確立した作品でコラボを
やってみると面白いでしょうね。 -
Re: この映画をこの監督が撮っていたら
2008/06/19 by
komasa> この映画をこの監督が撮っていたら良かったのに
シャマランの映画の多くについて、そう思います。
例えば「アンブレイカブル」は少しひねったヒーローものでしたが、演出が重すぎ、思わせぶりすぎるんですよね。
始まってかなりの時間が経つまで、何についての映画か判らない。
結果、頭のチャンネルがうまく切り替わらなくて、作品に没入できないのです。
サム・ライミか、いっそのことカーペンターあたりが撮った方が、ずっといい感じに仕上がるんじゃないかと思いました。 -
Re: この映画をこの監督が撮っていたら
2008/06/19 by
メイプルタウンメリン神父さん、横断レスにて失礼致します。この映画をこの監督が撮っていたら良かったのに、と歯痒く残念に思った経験はありますよぉ〜。
『パール・ハーバー』のマイケル・ベイさんを解雇して、『ラスト・サムライ』のエドワード・ズウィック監督で正確な日本を描いて欲しいと地団太踏んでいます。クリント・イーストウッド監督でも異議なしです。
『スカーレット・レター』もホーソーンの緋文字。アメリカ文学の古典的名作が説教臭い「姦通ドラマ」に堕落してしまっています。よって、判決!ローランド・ジョフィさんを更迭して、『サラバンド』を遺作として演出した、イングマール・ベルイマン監督を起用して下さい。でも亡くなってしまったんですよネ。(合掌) -
ボディ・ガード
2008/06/19 by
夢寝由来> この映画をこの監督が撮っていたら良かったのに、
「ボディ・ガード」(1992)ですが主演二人のコンビネーションはあまり良くなかった。
ローレンス・カスダンの脚本が書かれた1977年頃にジョン・スタージェス監督でスティーヴ・マックイーンとシャーリー・マクレーンの共演だったらもっと緊迫感のある映画になっていたと思うのですが…。 -
Re: この映画をこの監督が撮っていたら
2008/06/19 by
メリン神父komasa様
書き込みありがとうございます。
シャマラン作品はどれも見る者に
「オチは私に撮り直させろ」と
思わせる失速感、落胆がありますね。
(「シックスセンス」以外ですが)
サム・ライミやジョン・カーペンターに
あの脚本で撮らせると、かなりアレンジ
してきて破天荒な仕上がりになりそうです。
個人的にはシャマラン脚本でデ・パルマ監督も
ミスマッチの化学反応で意外な傑作ができそう
な気がします。ダメでもともとですしね(笑)
メイプルタウン様
書き込みありがとうございます。
ここでマイケル・ベイの名前を出されると、
マイケル・ベイ専用スレになってしまうかも…
「マイケル・ベイ作品を他の監督に撮らせるなら?」
というテーマで別スレが立ってもおかしくないですよね。
半ば本気の冗談(笑)はさておき、
「パールハーバー」は個人的な印象で言うなら、
「マイケル・ベイ以外の誰でも」という以外で言うなら、
意表を突いてスピルバーグあたりに監督させると
いろいろな意味で面白いかも知れません。
DVD発売がようやく決定した「1941」を見たら、
誰にも賛成してもらえないでしょうが…(苦笑)
「スカーレットレター」はベルイマンなら
誰も文句はないでしょう。個人的にはアジア系の監督、
チェン・カイコーやホウ・シャオシェンならどういう
解釈を加えるか見てみたい気もします。
夢寝由来様
書き込みありがとうございます。
薀蓄と示唆に富んだ書き込みは
いつも楽しませていただいています。
さて「ボディーガード」ですが、たしかに
カスダンは監督に回るととくどくなるので、
サクサクと割り切ってアクションを撮りつつ、
メロドラマの情感も捉えられる監督となると、
誰でしょうか。ウォルター・ヒルだとちょっと
乾き過ぎてしまいますかね。イーストウッドでも
いいんですが、私としてはここは職人中の職人、
リチャード・ドナーではどうだろうかと。
マックイーンとマクレーンのコンビ見たかったですね。 -
マリリン・モンローの代表作
2008/06/21 by
夢寝由来メリン神父さん、
ケビン・コスナー版「ボディガード」に関してはやはりイーストウッドが無難だったでしょう。
「帰らざる河」(1954)は西部劇の得意なヘンリー・ハサウェイが監督すべきだった。冷酷なタッチが似合うオットー・プレミンガーでは親子の情やインディアン襲撃と決闘への流れが悪くワザとらしいセット撮影の激流下りばかり目立つ凡作に終わっている。
「ナイアガラ」(1953)この陰気な観光サスペンスならハサウェイよりもプレミンガーに向いている題材に思える。 -
マックイーンの誤算
2008/06/21 by
夢寝由来■栄光のルマン(1971)
スティーヴ・マックイーンが永年の夢だった企画だがマックイーンの言いなりになるリー・H・カツィンの如き三流監督では中途半端なドキュメンタリータッチの失敗作になった。
やはりドラマチックな盛り上がりの出来るジョン・スタージェスに監督を任せるべきだった。 -
Re: この映画をこの監督が撮っていたら
2008/06/29 by
前田慶次郎「ALWAYS 三丁目の夕日」を
山田洋次監督が撮っていれば
もっと大人の鑑賞に堪える
ものになっていたと思う・・・ -
Re: この映画をこの監督が撮っていたら
2008/06/30 by
メリン神父夢寝由来様
更なる書き込みありがとうございます。
イーストウッド監督の「ボディガード」は
見たかったですね。ケビン・コスナーとは
「パーフェクトワールド」を作っているから
息は合っているのか、それともそれ以降何も
ないということは、もしかして…??
マリリンの映画は不勉強であまり観ていないのですが、
「帰らざる河」は幼少の頃、ゴールデン洋画劇場か
日曜洋画劇場で観た記憶があります。
マリリンがギターを弾いて歌うシーンありましたよね?
「バス停留所」もやはりテレビで見た記憶があります。
「栄光のルマン」も、マックィーンが亡くなったときに
テレビの追悼放送で見ました。ポルシェのドライバーで
優勝はできないんですよね、確か。
前田慶次郎様
すごいお名前ですね。三丁目の夕日は私はそれなりに
認めているのですが、山田洋次が撮ったらどうなるのか
興味はありますね。あとは、大林宣彦があのセンスで
昭和30年代の東京を映像化したらどうなるのか、
ちょっと観てみたい気がします。





