西の魔女が死んだ (2008)
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鈍感力が人生を楽園にする
2008/07/03
by
さくらんぼ
「シックスセンス」と言う映画がありました。他人には見えないものが、その人にだけは見えてしまう、ということがあるようです。
そこまでいかなくても世の中には繊細な感受性を持つ人と、凡人とがいるのかもしれません。生まれながらの感受性ですから自分が相手と違うとは、なかなか気づかないのです。だから知らぬまに傷つけあう。
お婆さんもきっと繊細な感受性を持って生まれ、子供のころから他人の粗がよく見えたのでしょうね。それを素直に表現したために、皆と溶け込めず、仲間はずれにされて、あげくに「魔女」と言われ、いじめられたのでしょう。
そして、その血は孫にも引き継がれていたのでした。
お婆さんは孫を見たとき自分の子供のころを思い出したのかもしれません。だから自分が身に着けた処世術を伝授しようとしたのです。
孫が逃げ込んだ田舎の楽園にも、近くに変な男が住んでいて環境はベストではありません。でも、魔女のおばあさんは長年苦労して身につけた処世術で涼しい顔をして生きています。
そしてラスト、お婆さんが天国へ旅立ったとき、窓ガラスにお婆さんから孫へ向けたメッセージが残されました。お婆さんはきっとあの男に「孫のために窓ガラスに書いて・・・」と遺言していったのでしょう。
魔女にかかればあの男も従順な召使になってしまうのでした。
さて、魔女が孫に教えようとした処世術とは何だったのでしょうか。私には少し前にベストセラーになった本のタイトルが浮かびました。それは「鈍感力」です。
鈍感力が人生を楽園にする。
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