テラビシアにかける橋 (2007)
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想像だけなら誰でもできる
2008/07/18
by
cheaphemp
ハリポタにしろ、指還物語にしろ、ナルニアにしろ、どうも昨今のファンタジー・ブームには食指の動かない私ですが、ここでの高得点ぶりに「何か」を期待して、勇んで新作を借りてきました。が、う〜ん…ちっとも分からない!作品のメッセージは非常に古典的であり、むしろ明解です。オズ然り、ネバーエンディング然り、現実に居場所の見つからない内気な主人公が、他者から不可侵の、自分(或いは親密な仲間内)だけの王国を作り上げて一度はそこへ逃避しながらも、成長とともに、現実にも向かい合って行く…。ということだと思うのですが、今作のファンタジーはあまりにも中途半端に感じました。確かに子供は、毎日あんな風に空想して遊ぶものですが、それはもっと曖昧模糊としていて、却ってあのCGでは具体的過ぎ、想像力を働かす余地もないように思います。そしてまた、彼らは素晴らしい才能に恵まれているにも関わらず、想像(というより妄想?)するばかりで、創造をしなかった。もしも、彼らが力を合わせてテラビシアの物語を書き綴り始めたら…もしも最後、彼が木材などを使ったあまりに現実的な王国再建などでなく、妹の枕元で壮大な物語を語り出すのなら…もっと説得力が増す気がするのです。想像することの素晴らしさは改めて説かれるまでもなく、映画に「何か」を求めている人ならば周知のことであり、子供でなくても、特別な人間でなくても、失われずに持っている力です。だからやっぱり、映画には創造的であってほしい!
(レンタル)
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