奇跡のシンフォニー (2007) »特集

きっと会える。この音の先に、愛が聞こえるから。

2008/06/16 (月) written by 『映画生活』編集部

顔も名前も知らない両親と自分は、心に聞こえてくる音を通じてつながっている――。施設で育った孤独な少年の一途な想いが奇跡を起こす!


(C) 2007 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved.

顔も名前も知らない両親と自分は、心に聞こえてくる音を通じてつながっている――。そう固く信じる11歳のエヴァン・テイラー(フレディ・ハイモア)は、その無謀な思い込みのせいで男子養護施設の仲間に「変人」と呼ばれ、孤独な日々を過ごしていた。
しかし、エヴァンの直感は正しかった。彼の音楽の才能は、それぞれクラシックとロックの分野で成功をおさめた両親から譲り受けたものだった。

11年前の満月の夜。新進チェリストのライラ(ケリー・ラッセル)とロック・ミュージシャン、ルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)は運命の出会いを果たした。だが、ライラの父トマス(ウィリアム・サドラー)によって2人は連絡先を伝えあうこともできず、仲を引き裂かれてしまう。まもなく妊娠に気づいたライラは、父の反対を押し切ってシングル・マザーになることを決意するが、臨月で交通事故に遭い、お腹の子が助からなかったという哀しい知らせを受ける。


(C) 2007 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved.

一方、彼女を失ったことで音楽への情熱も失ってしまったルイスは、バンドを脱退しサンフランシスコに戻って金融ビジネスの世界に身を投じた。ライラとの愛の結晶である子供が、この世に存在していることも知らず……。

ある晩、電線を伝う不思議な音に導かれるように、施設を抜け出してマンハッタンへやって来たエヴァンは、ストリート・ミュージシャンのグループと生活を共にしながら、両親探しの第一歩を歩み出す。生まれて初めて楽器を手にしたことで、瞬く間に開花するエヴァンの音楽の才能。“僕が奏でるギターの音は、この世界のどこかにいる両親の耳にきっと届く”――その思いを胸に、街角で懸命に演奏する。

そんなエヴァンの願いが通じたかのように、母親のライラは死産だと思っていた息子の行方を探し始め、父親のルイスもライラへの思いを託したラブソングを引提げてニューヨークへやって来る。離れ離れになっていた親子がニューヨークに集まった。果たしてエヴァンは両親に会い、愛を伝える夢を叶えることができるのだろうか――

2008年6月21日(土)日比谷スカラ座ほか全国ロードショー

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